静岡の版画―それぞれの「今」VOL.1 終了しました
公開日:2019/01/19
静岡県の版画は、1929年に自画自刻自摺りの創作版画集団「童土社」が設立されて以来、現在まで版画活動が活発的に行われてきました。駿府博物館では伝統ある静岡県の版画作品を末永く収蔵保管すると共に、作家を顕彰し後世に伝えていくことを目的に、2001年以来、版画作品の収集を実施し、県内在住作家の多大なご協力をいただきました。
また、版画の普及と啓蒙を図り、地域文化の向上に寄与するため企画展を開催してきました。博物館の移転リニューアル以降、初の企画展としてこの度、『静岡の版画―それぞれの「今」』をテーマに、寄贈20作家にご出品いただき、2019・2020年の2期に分けて開催することになりました。
今展は、県版画界で今ますます第一線で活躍する寄贈作家に改めて焦点をあて、過去に寄贈を受けた作品と最近作とを展示し、それぞれの作家の方向性と県版画の現状と課題を示すことを目的に開催いたします。
□2019年VOL.1 招待10作家(敬称略・順不同)
青木鐵夫 伊東槃特 浦田周社 杉山英雄 西貝和子
林 和一 前田光一 牧野宗則 三村博司 柳沢紀子
- 【開催期間】
- 2019/01/19~2019/03/10
- 【会 場】
- 駿府博物館(静岡市駿河区登呂3-1-1 静岡 新聞放送会館別館2階)
- 【休館日】
- 毎週月曜日、祝日の場合は翌日休館
- 【観覧料】
- 高校生以上500円、中学生以下・障害者手帳ご提示の方は無料
- 【主催・協力・後援など】
- 主催:駿府博物館(公益財団法人静岡新聞・静岡放送文化福祉事業団)
後援予定:静岡新聞社・静岡放送、静岡県教育委員会、静岡市教育委員会、静岡県版画協会 - 【関連企画】
①寄贈版画家によるギャラリートーク
■開催日時 2月2日(土)午後2時30分
■参 加 費 無料(当日入館者対象)
■ 会 場 駿府博物館 展示室
■ 内 容 青木鐵夫 浦田周社 前田光一
以上3名の寄贈作家が、各々の作品や画業についてお話しします。
②松山龍雄(「版画芸術」編集主幹) 講演会
■開催日時 2月24日(日)午後2時
■参 加 費 500円
■ 会 場 静岡新聞社SBS本社