「第60回愛の都市訪問」支援団体が決まりました
公開日:2022/12/16
公益財団法人静岡新聞・静岡放送文化福祉事業団、静岡新聞社・静岡放送が県民の皆さまの善意で運営する社会福祉支援事業「第60回愛の都市訪問」の寄贈先が決まりました。活動に必要な車両・資機材を希望する県内の福祉施設・団体等を公募し、選考委員会を経て、4団体に車両2件、資機材2件を寄贈致します。
【車両】
特定非営利活動法人ノースガイア(御殿場市)
- 障がいのある方の一般企業への就職サポートや「働きたい気持ち」を支援しています。内職や受託作業、オリジナル製品を製造しています。国際支援の一環としてラオスの身体障がい者作業所とコラボしてアクセサリーの製作もしています。
- 行き場のない義務教育終了の15歳から20歳の子どもへ生活の場を提供しています。自立という目標に向けて教育・生活・就労支援を行っています。
- 様々な理由で孤立しがちな子供が学校や家とは別の場所で安心感をもって過ごせるところを提供しています。宿題サポートや集団で過ごす楽しさを伝えていきます。
送迎や納品、通院に使用する車両を寄贈いたします。
すずなりカレッジ磐田校(磐田市)
- 精神障害社手帳、福祉手帳、療育手帳をお持ちの方が平日の5日間、農業法人鈴生グループが運営するTEN Green Factoryの水耕栽培ハウスでの作業を主な仕事としています。水耕栽培という新しい農業分野で働くとともに、就労のためのスキルを身に着ける学びを大切にしています。
- 障がいのある方も農業で活躍できる仕組みを構築しています。
- 廃棄される野菜を使ったエシカル商品を企画・販売しています。
- 障がいのある人が農業に関わることでどのような効果があるのか、静岡県農林環境専門職大学と連携して調査を実施しています。
送迎用のリース車ではなく材料の運搬や納品、販売活動に使用する軽自動車を寄贈いたします。
【資機材】
特定非営利活動法人すかい(浜松市北区)
- 主に肢体不自由および知的障がいをもつ方の支援をしています。
- 特別支援学校等に在籍する子供たちの放課後や学校休業日などのデイサービスを実施しています。学校への送迎、食事、トイレ介助、遊びや運動も行います。
- 障がいをもつ方の日中行動を平日5日間実施しています。機能訓練、リラクゼーション、季節のイベント、和紙折り染め、箱織などの製作もしています。
健康管理のため車いす用の体重計、常時車いすを利用する利用者が床で横になったりくつろぐことが出来るクッションマット、災害時に戸外へ避難する際に職員一人で一人の利用者を抱き上げることができる担架を寄贈いたします。
社会福祉法人共生会ライク(静岡市清水区)
- 障がいがある人が、基本的人権を享受する個人としての尊厳にふさわしい日常生活、社会生活を営むことが出来るよう、状況に応じ、計画的に支援を行っています。
- 通常の企業に雇用されることが困難な障害がある人の就労の機会を提供し、生産活動などを通じて知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。
- 地元地域イベントに参加し、障がいがある人の社会参画に理解向上を図ります。地域清掃、ニット教室などを開催して地域に密着した活動をしています。
インターネット販売を強化するためのノートパソコンを寄贈いたします。
以上4団体に、皆さまからいただいた善意で活動の強化や障がいがある方の生活向上などを支援いたします。
募金は3月下旬まで受け付けています。